ほりぴーの時間旅行

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2011年6月 初夏のホットワン軽井沢ツーリング


2011年6月18日〜19日

もう20年来も公私ともにお世話になっているバイク屋さんホットワンの
ツーリングで軽井沢に行ってきました。
かつては年に2回開催され、多い時には30台近くの仲間で連なった
ホットワンのツーリング企画ですが、
月日は流れ、皆それぞれの生活に移って行くとともに、
バイクに乗る機会を失っているようです。
そういうほりぴーもここ数年はバイクと言えば、
兄貴から貰ったポンコツセローで時々神奈川県内を散歩する程度でしたが、
ホットワンツーリング復活の声が上がり、
お店に顔を出した時に運命の出会いが・・・。
下取りに入っていたドカティモンスターS4Rを買ってしまいました。
そして復活したホットワンツーリングにはこのドカティでの参加♪
行先に選んだのは、以前から訪れてみたかった
軽井沢のペンション・シルバーストーン。
ここのオーナーのケン鈴木さんは、
70年〜80年代カワサキが二輪の世界GPに参戦していた時のチーム監督。
ほりぴー自身が二輪レースの世界にに足を踏み入れたのは、
この時の250cc/350ccクラスで世界王者として君臨していた
コーク・バリントン選手に憧れたからなのです。
その後カワサキは最高峰500ccでは栄冠を手にすることもできず撤退し、
ケン鈴木さんは日本に戻り、このペンションを始めたとのこと。
この軽井沢からほど近い、浅間高原もまた二輪レースの発祥の地であり、
アマチュアとは言え18年間も若いエネルギーを
二輪のレースに注いできたほりぴーにとって、
この地は聖地巡礼の旅でもあったのです。
このペンションの名前であるシルバーストーンは
ケン鈴木さんにとって苦い思い出の残る英国のサーキットの名前。
ケン鈴木さんから後悔の言葉を聞くことによって、
人の一生の分岐点とはいろいろな所に仕組まれているのだと実感。
幸いコーク・バリントン選手も引退後の事業では成功を収め、
ケン鈴木さんもこの静かな生活にはとても満足しているとのこと。
今回は少人数でのツーリングでしたが、
その分重みのある人生勉強もできる旅になりました。
またいつか聖地巡礼に訪れたいと思います。



今回のツーリングは4人での行程。
待ち合わせのホットワンからは3人で出発です。



三芳SAで棟梁と合流。
ほりぴーと棟梁のドカティが初遭遇です♪



今回のメンバーはこの3人とご一緒。
左からほりぴーの高校の先輩であるF井さん、
店長の四輪レース時代からの友人の棟梁、
そして長年お世話になっている店長。



横川SAと言えば峠の釜めしとだるま弁当♪



ほりぴーのお買い上げはこれ。



お昼ご飯を食べ終わって出発する頃に雨がポツポツ。



軽井沢を通り過ぎて浅間に向かうと霧が濃くなり作戦会議。



周りはこんな霧の中。



ドカティくん、初めてのツーリングで雨と霧の洗礼です。



こんな天気の時はゆっくり温泉に決定!



皆久しぶりの再会でしたので温泉でゆっくり語らいの時間を。



ここは広くてなかなか良い温泉でした。



そしてお宿のペンション・シルバーストーンに到着したのですが、
お宝のKR500に我々の雨がっぱがぁ〜。



歴代の強者どものヘルメット。



お宿での楽しい夕食♪
ここの奥さんの手作り料理はとても美味しいです。



翌朝はまずペンション内の撮影会。
これは70年代の世界GP50ccクラスのクライドラー。



部屋の中には他にKR250や・・・、ん?RS125?



ここのテーブルには天皇皇后両陛下もお座りになったとのこと。
紀宮さまと結婚された黒田さんもこのペンションが好きで、
両陛下もここに訪れたそうです。
で、実は棟梁、この黒田さんと親類関係にあるそうなんです!
この棟梁はひょうひょうとした優しいオヤジさんなのですが、
四輪レースではF3まで進んだ凄い人。
また尊敬がひとつ上塗りされました。



このペンションには秘蔵の古文書も保存されています。



緊急用に作られたという、増量仕様のKR500の燃料タンク。



輝かしい栄冠を次々と手に入れたKR250。



そしてほりぴーが2輪レースの活動を始めた時に乗っていた
’87年式ホンダRS125の新車も飾られてました。



無造作に置かれたKR250の燃料タンク。



コーク・バリントンや清原さんのツナギも飾られています。



バイクだけではなく、奥さんのペインティングの趣味も素敵でした。



ここには海外からのレース関係者も泊まりに来るそうです。



このゼッケン1を手に入れるために
男たちの戦いが繰り広げられるのです。



このペンションの名前の由来となった
シルバーストーンでのレース中の写真。
3年間のGP500挑戦の中で唯一優勝のチャンスがあったレース。
トップ集団を走りながらマシントラブルでリタイヤ。
ケン鈴木さんが朝まで使うことを悩んだ部品の破損で夢が破れ、
全ての人のこの後の人生が変わってしまったのです。



宿を発つ前にKR500に乗車させて頂きました。
気分はレースに憧れていた少年時代に・・・。



オーナーのケン鈴木さんと奥さん。
この度は興味深いお話と美味しいお食事をありがとうございました。



玄関前に飾られた大きなスプロケットは
モリワキさんからの寄贈だそうです。
オーナー夫妻の人柄は多くの人たちから慕われているのですね。



昨日は雨でしたのでこのテラスでくつろげませんでしたが、
とても気持ち良いのでしょうね。



バイクに興味の無い方でも、
どうぞこのペンションに一度は訪れてみて下さい。



どうもお世話になりました。



宿を発ち、まず訪れたのは浅間火山レースが開催された跡地。



強者どもの夢の跡・・・。



お次はバイク博物館へ。



ここには年代物の、主に市販車が展示されています。



ほりぴーが子供の頃にはこんなバイクが走ってたな〜。



少し離れた場所には浅間火山レースのスタート地点の碑。



そろそろお昼ご飯にしましょうね。



お次は白糸の滝。



バイクと関係の無い観光もしなくちゃね。。。



想像していたよりも広い滝で綺麗ですね。



この白糸の滝は気に入ってしまいました。



新緑も萌える様です。



そして軽井沢を後にして一路横浜へ帰還。
若い頃の様に走るだけのツーリングではなく、
ゆっくりと語らいの時間を持てるツーリングも良いですね。
この秋のも近場で構いませんのでどこかに行きましょう!





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