２００９年１０月 秋の下北半島の旅 その１
２００９年１０月２３日〜２５日
今年は国内旅行に行く機会を逃してしまってましたが、
秋になって紅葉の季節がほりぴーを下北半島への旅に導きました。
下北半島には２度訪れたことがあるのですが、
日没のために恐山の入山には間に合わず、
晩秋と真冬だったために釜伏山は閉鎖されてむつ市街の夜景を
見逃してしまいました。
それに加え、今回のリベンジはもうひとつ叶えたい事がありました。
夜行寝台『あけぼの』での青森行き。
前回晩秋に行った時には夜行寝台『あけぼの』を予約していたのですが、
新潟地震で運行中止になってしまい、
急遽新幹線の旅への切り換えを余儀なくされてしまいました。
実は今回旅に出ることになったのは、
普段週末に休みが取れないお友達が休みを合わせてくれたことから。
行き先の候補はたくさんあったのですが、
上に書いた下北半島での遣り残しを思い出してからは
心はもう下北半島へと向いてました。
旅の途中では青森県在住のmixiでのお友達とお会いしたのですが、
『せっかくの水入らずの旅行に何で青森？何で下北半島？』
と聞かれたのはご愛嬌。。。
絶好の青空と、緑色から黄色や赤に変わり行く美しい季節の色に
ほりぴーもお友達も感動の旅でした。
今回の行き先はほりぴーが決めてしまいましたが、
ついて来てくれたお友達にも感謝です。
でも、喜んでもらえて良かった。。。
恐山は一説によると『来ることを許された者だけが訪れられる』
と言われているそうで、
ほりぴーは今回ようやく来ることを許されたようです。
それとも、この日の青空と紅葉の季節に来させようとしてくれてたのかな？
もしもそうだとしたら、恐山の仏様たちもありがとうございました。。。
�。影�目あけぼの乗車〜２日目恐山、尻屋崎
旅は会社帰りに横浜駅から夜行寝台特急『あけぼの』に乗ってスタートです♪
思えば今年の国内旅行は
冬の夜行寝台『富士・はやぶさ』での旅以来だったっけなぁ。
今や新幹線で３時間もあれば東京〜八戸に行けるのですが、
夜行列車は旅情を誘いますね。
そうして、上野発の夜行列車は一夜明けると津軽海峡の玄関口青森駅に到着。
ほりぴーたちを青森に連れてきてくれた客車は、
機関車に引かれてしばらく休憩です。
ローカル線で野辺地駅まで出てから、mixiのお友達とご対面をした後に、
きらきらみちのく下北号に乗って大湊駅を目指します。
春の菜の花で有名な横浜付近では車内からこの景色なんですよ♪
そうしてお昼過ぎには釜伏山に見守られる大湊駅に到着。
はるばる来たね〜♪
ここ大湊駅は本州最北端の駅。
線路だってここで行き止まりなんですよ。
大湊駅からトレン太くんで、最初に訪れたのは
いきなりメインイベントの恐山。
立派な山門とお地蔵様が迎えてくれます・・・
って、ここでいきなり風車がひとつだけ勢い良く回り始めたんですけど〜！！
まあ、お化けが出てきたってＱ太郎みたいに良い方のお化けかもしれないし、
気にせずに境内を散策♪
立派な鬼瓦ですね。
お寺の建物も立派な作りです。
更に進むと賽の河原の様な荒涼とした景色に変わります。
祠にも風車が飾られてます。
更に進むと石碑も置かれていて・・・
立派な仏像と青空と紅葉の見事な景観が待っていてくれました。
手ぬぐいを被ったお地蔵様は東北弁しゃべりそう。。。
更に奥に進むと宇曽利山湖畔に出てきます。
宇曽利山湖の水はこんなに透明なんです。
こ、ここでも風車がひとつだけ回ってる〜♪
そろそろ恐山を後にしましょうか。。。
だんだん日も西に傾いて、太陽の光も黄色味がかってきました。
次にやってきたのは尻屋崎。
ここには有名な寒立馬がお住まいです。
寒さにも負けずに耐える姿からこの寒立馬という名前が付けられました。
足はこんなに短くて太くて可愛らしい♪
そうしてここ尻屋崎で津軽海峡と釜伏山の向こうに
沈む夕日を見てお宿に向かいます
お宿で晩御飯を頂いてから車を走らせて釜伏山の山頂へ。
ここから見えるむつ市内の夜景は蝶々が羽を広げたような形なんです。
遠くには烏賊釣り漁船の集魚灯の光も見えます。
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