２０１０年８月 夏の富士登山 その１
２０１０年８月２８日〜２９日
会社の若者たちはこの夏に富士山に登頂することを目標に、
先輩の指導の下でいくつもの山を登り頑張っていました。
いよいよ夏が近づいてきて、ほりぴーも先輩から誘われていたのですが、
ことごとく断り続けていたんです。。。
実はほりぴーはこれまでに富士山には３回登ったことがあったのです。
最後に登ってからは５年が経過。
その間はすっかり運動不足、ぎっくり腰まで持病に持つようになり、
準備運動もなく富士登山なんて絶対に無理だと思っていたんです。
でも、今回の行程を聞くと山小屋泊付き。
これまでの富士登山では山小屋には泊まったことがなく、
夜通し歩くこと２回、昼間に登頂すること１回でした。
このところ写真を趣味に持つほりぴーにとって、山小屋に宿泊できれば、
そこからの風景をカメラに納めることができるのは魅力的なこと。
出発一週間前になって急遽参加を決めました。。。
そうして始まった富士登山、最終的に山頂に辿り着けたのは９人中７人。
高山病の症状が強い人もいたために介護も付けて、
登山組と下山組と二手に別れての行動となりました。
登頂に成功した７人も程度の差こそあれ、全員高山病に。。。
富士山の厳しさを改めて思い知らされました。
自他共に認める、一番最初に脱落するだろうと思われていたほりぴーは、
若者たちのペースには付いていけなくなったものの、
『ここまで来て引き返せるか！』と、完全にハイな状態になって登頂成功！
諦めることを許さない自分自身に、まだまだ底力を感じました。
同時に頂上には立てなくても、一緒に登ってくれた皆さん、どうもありがとうね！
この夏は本当に良い体験をすることができました。
でも、でも、・・・もう富士山には登らないよ〜！
�。影�目富士山五合目〜七合目
この日の集合場所は会社の最寄駅。
定刻に車で出発して、会社の正門前を通過する時にＦＭから流れてきたのは
大澤誉志幸さんの『そして僕は途方に暮れる』
神はこれからの我々の行く末を暗示しているのか？？？
そして富士山に向かうまでの空は晴天・・・だけど、富士山は入道雲の方向。
お天気は大丈夫か？
富士山麓の道路に入る前に食事を済ませてしまいました。
そして富士宮口五合目に到着。
山頂の雲は途切れ途切れのようで心配は無さそうです。
この日はマイカー規制が解除になったせいもあり、駐車場は満車。
路上駐車となってしまいましたが、これから元気に出発。
８月２８日午後１時に五合目を出発。
この辺はまだ、なだらかな登りです。
麓にはまだ夏雲がかかっています。
足慣らしのうちに六合目に到着。
この辺はまだ樹木が青々としています。
森林限界を超えてだいぶ高度が上がってきました。
新七合目付近ではかなり標高が高いですが、まだ半そでで過ごせます。
みんなもまだまだ余裕の様子。
宝永山が見えていたので自分の影と一緒に撮影。
標高３０００ｍに到達です。
午後５時、まだまだ元気なうちに宿泊する本七合目に到着。
ここが本日の寝床。
山小屋の部屋はこんな感じです。
荷物を降ろして身軽になって外に出てみると雲海が広がってます。
この時間だと登る人も下山する人も少ないですね。
雲が切れて御殿場市内が見えます。
午後６時、夕食の時間なので集合です。
夕食は豪華カレー♪
麓では自衛隊の火力演習が行われていて、爆発音が時々鳴り響きます。
この日は綺麗な影富士も見えました。
雲海もだいぶ西日に染まってきました。
下山する人たちも道中気をつけて！
３０００ｍの雲上にて記念撮影。
若者たちは影富士をバックに乾杯してます。
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